こんにちは、55レッスンの生田です。
今年度も折り返し地点を過ぎ、学校の学習も難しい単元が増えてくる時期ですね。
最近、55レッスンでは、いわゆる「グレーゾーン」のお子様の受講についてご相談いただくことが増えてきました。
この記事では、診断の出ていないお子様、いわゆるグレーゾーンのお子様の療育についてお話します。
「診断」がなくても「心配」は同じ
就学前の健診では、「グレーゾーン」「様子をみましょう」などと言われていました。でも、小学校に入学後、お友達もでき、元気に学校に通っていたのでホッとしていたんです。
でも、親の知らないうちに授業がどんどん進んでいて、子どもがいつの間にかついていけなくなっていました。先生からも「ご家庭でもフォローをお願いしたい」と言われてしまって。
塾や一般通信講座は、この子には難しすぎるし、「療育」は聞いたことがあるけど、うちの子くらいだと対象外になるのかなと思って。
55レッスンは発達障害の子ども向けということですが、うちの子のように診断がなくても申し込めるんでしょうか?
正直なところ、何をどう教えたらいいかわからないんです。
55レッスンは発達障害の子ども向けということですが、グレーゾーンの子どもがやっても効果は出るんですか?
こんな風なご相談をいただくことは、珍しくありません。
1日の大半を過ごす学校で、お子様が授業についていけてないと聞いたら、心配になりますよね。
「何か家でできることがないか?」お子様に「学校の授業楽しい!」と思ってほしい、そう思うのは当然のことです。
そして、診断の有無にかかわらず、子どもの特性を踏まえた学習フォローをするのはとても大切なことです。
「様子を見る」とは、「何もしないで放置する」ということではなくて、「どんなフォローをしたらできそうか?」をよく観察して試してみたりすることではないでしょうか?
つまづきを見つけ、できるところから始める
「今、うちの子は小学校3年生だから、3年生の教材で勉強をしないと・・・」
そう思っていませんか?
もしかすると、ちょっとさかのぼった方がいいかもしれません。
実際、1つ前の学年や、1つ前の学期の内容を復習してみると、少し前の段階につまづきがあった!と気づくこともしばしばあります。
「割り算ができないけど、実は九九が覚え切れていなかったことが原因だった。」
「漢字が難しくなったせいかと思っていたけど、前の学年で習う漢字も怪しかった。」
こんな風なつまずきのあるがわかれば、そこまで戻って、抜けている穴を埋めていくことができます。
55レッスンでは、学年の枠を取り払って、学習状況を確認することをおススメしています。これまでの学習を振り返ることで、つまずきの原因が見えてくるはずです。そして、今の年齢・学年に関わらず、お子様の状況に合った段階からスタートします。
スモールステップで学習を進めていきますから、理解があやふやなまま授業が終わってしまったところでも、もう一度じっくりと取り組むことができます。
ポイントは、「できるところ」から始めることです。
お子様が「できた!」と達成感を味わえれば、次の段階のチャレンジする気持ちがわいてくるはずです。
四谷学院の55レッスンは、発達障害のお子様はもちろん、診断がないお子様でもご受講いただける家庭療育の通信講座です。
四谷学院の55レッスンはどなたでも受講いただけます。
「55レッスンって診断がなくても受講できるの?」
「グレーゾーンでも効果はありますか?」
こんなご質問をいただくことがありますが、55レッスンは、発達障害の診断を受けていなくても、どんなお子様でもご受講いただけます。
担任の先生がお子様のご様子に合わせて指導方法を丁寧にアドバイスするので、お父様お母様の「教え方がわからない」というお悩みも解消できますよ。
「もう●年生だし、今からじゃ遅いかしら?」などと思う必要はありません。
思い立ったが吉日、55レッスンではいつでも学習をスタートしていただけます。
ホームページよりお気軽に資料をご請求くださいね。
このブログは、四谷学院「発達支援チーム」が書いています。
10年以上にわたり、発達障害のある子どもたちとご家庭を支援。さらに、支援者・理解者を増やしていくべく、発達障害児支援士・ライフスキルトレーナー資格など、人材育成にも尽力しています。
支援してきたご家庭は6,500以上。 発達障害児支援士は2,000人を超えました。ご家庭から支援施設まで、また初学者からベテランまで幅広く、支援に関わる方々のための教材作成や指導ノウハウをお伝えしています。
このブログでは、発達障害のあるお子様をはじめ保護者の方やご家族、支援者の方が笑顔で毎日を過ごせるよう、療育・発達支援のヒントを発信していきます。
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