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手指の操作性を高めるために家庭でできること

  公開日:2018/04/05
最終更新日:2020/04/15

※この記事は約3分で読めます。

こんにちは、55レッスンの生田です。

人間の手には色々な機能があります。
えんぴつを握る、指先でつまむ、紙を折るなどなど・・・
手の動きをスムーズにできるようになるのは、日常生活においてとても大切なことですね。

この記事では、手指の機能の発達について「操作性を高めるには?」という質問に対する55レッスンの先生からの回答をご紹介します。

少しずつ難易度を上げましょう。

55レッスンはスモールステップで進んでいきます。たとえば「折る課題」では、それぞれのお子様の段階にあわせて目標があります。

紙を折って、上から押さえる

折り目をつけて折る

端をそろえて折る

線にそって折る

それぞれ、おうちの方が手を添えてサポートしながら折る、お子様が自分で折るといったように少しずつお子様の力を高めていきます。

また、生活の中でも、タオルをたたむ、新聞を折るなどの動作があります。
お子様ができる範囲から、どんどん経験させると良いでしょう。

空間認知力や両手の協調性を高める練習をしましょう

折り紙の端を合わせて折るといった作業には、手の操作性だけでなく空間認知力や両手の協調性も関わってきます。
日常生活の中で両手を操作する経験を重ねることで、空間認知力や両手の協調性も高まってくると、制作活動で行われるような動作がスムーズになっていきます。

お茶碗と箸をもって食べる

マナーの話?と思ったかもしれませんが、これも両手の協調性を高める練習の1つなのです。
お子様はご飯を食べる時にお茶碗をもたずに、箸だけ使っていませんか?もしもそうしていたら、片手でお茶碗を持ちながら、もう片方の手では食具を操作するように促しましょう。
最初は難しいかもしれませんが、少しずつ「お茶碗をもって食べる」ということは、マナーを身につけるという観点だけでなく、協調性を高めるとても大事な練習になります。

両手を使う遊びをする

ハサミを上手に使えない時、その理由の1つとして、右手と左手の動きが違うから、ということが考えられます。ですから最初は、両手が似たような動きをする遊びから取り入れてみるのもよいでしょう。
たとえば、新聞紙を空中で大きくビリビリ破ったり、ほかにも、粘土板を用いずに粘土の形を造ったりなど、空間で両手を使う経験を遊びの中に取り入れることもお勧めです。
こういった力を高めることは、お子様の様々なスキル向上に繋がります。

指導方法に迷ったら・・・

お子様の発達段階は一人ひとり異なります。得意なことも不得意なことも、人それぞれ。ですから、指導法の工夫や練習の進め方も違って当たり前なんです。
教科書通りに進まないことももちろんありますので、その点は心配せずに「それぞれの進め方がある」と考えましょう。

四谷学院の55レッスンは、こうした家庭療育をサポートする通信講座です。
「通信講座」と聞くと、単なるお勉強プリントをイメージされるかもしれませんね。しかし、55レッスンはそれだけではないんです。
一人ひとりの発達障害の特性を考慮した指導内容も含まれています。
通信講座には珍しく
55レッスンは「担任制」を採用しています。
だから、一人ひとりに適切で具体的なアドバイスをすることが出来ます。
苦手なこと、得意なことは違うので、指導される保護者様も、迷ったり悩んだりしてしまうこともあるでしょう。お子様にに合った学び方とともに、保護者の方の質問やお悩みに答え、家庭療育をしっかりサポートしています。55レッスンの教材の使い方や課題への取り組み、生活への活かし方、日常生活の中でできる練習法などお伝えします。また、学習に関して気になることは、毎月の通信指導の中で遠慮なくご相談いただけますから、安心ですね。

お子様一人ひとりに具体的にアドバイスを受けることのできる通信講座は「55レッスン」だけ!
くわしくはホームページをご覧ください。

 

四谷学院では「子どもの発達障害」について子ども 保護者 支援者 それぞれの視点から多角的にサポートします。
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