こんにちは、四谷学院の生田です。
今回は、ご質問の多いトイレトレーニングについてです。
早速、武蔵野東学園の先生よりいただいた「トイレ指導のコツ」について解説をご紹介します。
★武蔵野東学園は、55レッスンの教材編集にご協力くださっています。★
https://yotsuyagakuin-ryoiku.com/blogs/musashinohigashigakuen/
トイレトレーニングは焦らない
トイレの指導は、保護者もストレスを感じやすいため、子どもの発達を長い目で見守りながら焦らず積み重ねていく必要があります。
トイレ指導について、3つの具体例をお話しします。
パンツが濡れた感覚をわかりやすくする
パンツが濡れても気持ち悪くないのか、そのまま遊んでいるケース。
気持ち悪く感じないので、お子様本人としては「わざわざ遊びを中断してまでトイレに行って排泄する」というメリットがない状態と言えるかもしれません。
トイレトレーニング用のパンツなど、濡れた感覚がわかりやすいものを使用してみるのも手です。
そして、濡れたらなんらかの方法で、お子様から周りの大人に知らせるよう促しましょう。
まめにオムツチェックする
オムツが濡れているかのチェック頻度を増やしてみましょう。
すると、お子様のおしっこが出るだいたいの時間を把握できます。その時間を狙ってトイレに連れていきましょう。
コツとして、毎日できるだけ同じ時間帯に食事をとるようにします。
すると自然に排泄のタイミングも一定になってくるはずです。
トイレを楽しい場所にする
お子様がトイレに行くことが嫌にならないようにすることも大切です。
トイレに行くときはいつも親が怒っている…という状況では、「トイレ=いやなところ」になりかねません。トイレが楽しい空間になるよう配慮していきましょう。
たとえば、トイレに好きなキャラクターのポスターを貼り、
「○○に会いに行こう!」
と声かけて、お子様をトイレに誘うのも1つです。
トイレで排尿できたときにはたっぷり褒めて、お子様だけでなく保護者も一緒に成功体験を重ねていきましょう。
四谷学院の療育プログラム(55レッスン)は、ひとりひとりの状態に合わせて、ご家庭で取り組むことができます。
担任制となっていますから、毎月の通信指導を活用して遠慮なくご相談ください。
このブログは、四谷学院「発達支援チーム」が書いています。
10年以上にわたり、発達障害のある子どもたちとご家庭を支援。さらに、支援者・理解者を増やしていくべく、発達障害児支援士・ライフスキルトレーナー資格など、人材育成にも尽力しています。
支援してきたご家庭は6,500以上。 発達障害児支援士は2,000人を超えました。ご家庭から支援施設まで、また初学者からベテランまで幅広く、支援に関わる方々のための教材作成や指導ノウハウをお伝えしています。
このブログでは、発達障害のあるお子様をはじめ保護者の方やご家族、支援者の方が笑顔で毎日を過ごせるよう、療育・発達支援のヒントを発信していきます。
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