こんにちは、四谷学院の生田です。
55レッスンでは、お電話で受講前にご相談をいただいています。
お母様からの問い合わせが多いのですが、おじい様やおばあ様からのお問い合わせもいただきます。
「両親が共働きなので、自分が何かしてあげたい」
「発達障害の孫のために何かしたい」
「祖父母から“55レッスン”をプレゼントしたい」
もちろん、お孫さんといっしょに55レッスンを受けることができます。
具体的な受講方法について、この記事ではご紹介いたします。
家庭療育は身近な大人といっしょに
55レッスンでは、お子様に「指導される方」を決めていただくようにしています。
指導者は、お子様の身近な大人の方であれば、どなたでも構いません。
たとえば、ご両親のほかに、おじい様やおばあ様、放課後等デイサービスの指導員の方、
あるいは家庭教師、シッターさんなどなど、継続的にお子様を指導できる方であればどなたでもOKです。
ご両親はお仕事で忙しく、なかなか時間が取れない・・・というご家庭の事情もありますよね。
孫を預かっている時間におばあちゃんが一緒に取り組むとか、
お母さんが下の子の面倒を見ている間にシッターさんに55レッスンの指導をしてもらう、とか
様々なシチュエーションで活用していただいています。
おばあちゃんと5歳のK君の場合
K君は、5歳のときに55レッスンのA段階からスタートしました。
一番気になることは「言葉が遅い」ということ。
指導は、おばあちゃんが担当することに。
二語文が少し出てきてはいるけれど、聞き取りにくい音もあり、
やりとりの中では完全に使えるものにはなっていないという状況でした。
1対1でのコミュニケーションの機会が増えた
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”おばあちゃん”] 55レッスンの教材でやることを通して、1対1のコミュニケーションをとる機会がぐんと増えました。[/speech_bubble]
K君は絵カードがとても気に入ったようで、すぐに覚えてしまったそうです。
気になっていた「ことばの遅さ」もなんのその自然と言葉が増えていきました。
K君に落ち着きと達成感をもたらしたのは、何よりも大きな収穫です。
7歳になったK君
K君は順調に55レッスンを続け、
一番最初のA段階から今は、小学校2年生に相当する「E段階」まで到達しました。
就学前のA・B・C段階が大事だから…としっかり指導していただいたことで、
確実に歩みを進めていらっしゃいます。
迷いなく取り組むことができて、本当によかったと思っております。[/speech_bubble]
一般的な子ども用の学習教材では詳しい「指導書」がついていません。
どのように指導したらいいか分からないことが多いのです。
55レッスンの大きな特徴の1つが、充実した指導書なのです。
これによって、課題の目的やお子様の目標を確認しながら、進めていけます。
まとめ:孫と一緒に55レッスンを楽しもう
「子どもに説明しても分かってもらえない」
という経験をお持ちではないでしょうか?
一般的にも、「自分が分かる」ことと「人に教えることができる」ことは異なります。
分かっているけど、うまく説明ができないということも多いでしょう。
しかし、お子様の発達の特性を踏まえることで、「伝わりやすく」することができます。
55レッスンの「指導書」は、お子様への教えやすさのヒントになるはずです。
指導をするのは、お子様の身近な大人であれば、どなたでも構いません。
大好きなおじいちゃん、おばあちゃんと一緒であれば、55レッスンがより楽しくなると思います。
「うちの孫はA段階から始めたらいいの?」
「孫の家に教材を送ってほしいのだけど」
「指導者は母親と祖母2人でもいい?」
などなど気になることがありましたら、ぜひお気軽にご相談いただければと思います。
課題を通して個別にアドバイスをいたしますので、安心です!
このブログは、四谷学院「発達支援チーム」が書いています。
10年以上にわたり、発達障害のある子どもたちとご家庭を支援。さらに、支援者・理解者を増やしていくべく、発達障害児支援士・ライフスキルトレーナー資格など、人材育成にも尽力しています。
支援してきたご家庭は6,500以上。 発達障害児支援士は2,000人を超えました。ご家庭から支援施設まで、また初学者からベテランまで幅広く、支援に関わる方々のための教材作成や指導ノウハウをお伝えしています。
このブログでは、発達障害のあるお子様をはじめ保護者の方やご家族、支援者の方が笑顔で毎日を過ごせるよう、療育・発達支援のヒントを発信していきます。
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