傘をさせなくて泣いている子。なんて声をかける?小学校低学年の子に多い「傘問題」

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いよいよ6月。
6月といえば、「梅雨」の季節ですね。

この時期は、「傘をうまく扱えない」というご相談をいただくことがとても多いです。

思うように傘が開けなかったり、傘をくるくると折りたためなかったり……
友達と傘のぶつけ合いをしながら帰宅しているお子さんも、よく見かけます。

今回は「55レッスン」の先生より、そんな「傘」にまつわるエピソードを1つ教えていただきましたので、皆様にシェアします。

傘をさせなくて泣いている子に遭遇して……

つい先日、1年生のお子さんが傘をさせなくて泣いている場面に遭遇しました。お姉さんらしき高学年の子が焦って、「何で持てないの?」と怒っていたので、つい声をかけました。体の小さいお子さんだったので、「傘を真っすぐ持つのが重いんだろう」と考えて、1年生の手を一旦傘から離し、肩に乗せました。「ほら、これだけでも傘がさせたね。あとは、ここら辺を手で抑えるといいよ」と、両手を持つ位置を教えました。そのあとしばらく一緒に歩きましたが、大丈夫のようだったので、高学年の子に「次に傘を持てなくなった時は、反対の肩に乗せるよう教えてみて。でも、急ぎたいなら、この子の傘を閉じて、お姉ちゃんの傘に入れてあげた方がいいかもしれない」とアドバイスしてお別れしました。

意外と多い傘の問題


いかがでしたか?

今回のお話のように、傘を支える力が弱いお子さん、傘の使い方のコツを知らないお子さんもいれば、「濡れるのが好き!」と雨でも傘をささないお子さん、わざと傘をぶつけ合って遊んだりしているお子さんなどもいらっしゃいます。

特に小学校低学年の間は、傘にまつわる問題は多いと聞きますから、その子に合わせたアプローチが大切になりますね。

これからの季節、「傘の扱い方」について、改めてお子さんと確認し合ってみてはいかがでしょうか?

55レッスンではソーシャルスキルも学べます!

四谷学院の療育55段階プログラム「55レッスン」では、就学後の段階(D~G段階)からソーシャルスキルを学びます。

状況を汲み取る力や必要なマナーの知識を身につけることができるので、学習を通じて社会性を育んでいくことができますよ。(傘の扱い方についても学習します!)

詳しくはHPをご覧ください。

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