昨今、インクルーシブ教育という言葉をよく耳にしませんか?
インクルーシブ教育とは、簡単に言うと、障害のある子どもも障害のない子どもも、それぞれに合った配慮を受けながら、同じ園や学校、クラスの中で学ぶことです。
子どもたちの多様性を尊重し、互いに認め合いながら、どんな人でも、その人に合った方法で社会に参加できるような教育システムを構築しよう、というわけです。
しかし、実際に現場で働かれている園や学校の先生からすると、「全員に合理的な配慮を行いながら滞りなくクラス運営をする」というのは、なかなかハードルの高い課題と思われるかもしれません。
個別の配慮の仕方、環境の整え方、全体への指示の出し方、保護者への伝え方……。
とにかく考えることがたくさんありますから、クラス運営をするだけで手いっぱい、ということもあるかと思います。
そこで重要になるのが、事前準備。
困った行動への対応は、事前準備が9割と言われているのはご存知ですか?
事前準備次第で、クラス運営は大きく変わります。
今回の動画では、インクルーシブ教育と事前準備の重要性についてお話しています。
今まさに教育に携わっている方や、これから現場に出る、という方は、ぜひご覧になってくださいね。
このブログは、四谷学院「発達支援チーム」が書いています。
10年以上にわたり、発達障害のある子どもたちとご家庭を支援。さらに、支援者・理解者を増やしていくべく、発達障害児支援士・ライフスキルトレーナー資格など、人材育成にも尽力しています。
支援してきたご家庭は6,500以上。 発達障害児支援士は2,000人を超えました。ご家庭から支援施設まで、また初学者からベテランまで幅広く、支援に関わる方々のための教材作成や指導ノウハウをお伝えしています。
このブログでは、発達障害のあるお子様をはじめ保護者の方やご家族、支援者の方が笑顔で毎日を過ごせるよう、療育・発達支援のヒントを発信していきます。
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