感覚の個人差

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こんにちは。四谷学院の療育通信講座、ブログ担当のnecoです。
 
発達障害のお子さんは「見る力」が弱いことがよくあります。
 
学習に集中できない、問題文が読めない、計算の桁を間違える、

といった様子を示す場合、問題は国語や算数の力にではなく

「見る力」にあることも多いのです。
 
ですから、55レッスンの担任としても

お子さんの「見る力」を高めるためのアドバイスをお伝えする機会が多くなります。
 
■
 
私たちのようにお子さんを指導する立場にある大人は

「見る力をしっかり育ててあげよう」

という気持ちでお子さんに向き合うのですが、
 
そもそもの大前提として、

その人が何をどのように見るかは、完全にその人の自由なのだ

ということを、常に心に置いておきたいと思っています。
 
そもそも、 見る、聞く、嗅ぐ、触る、空間の感覚、動きの感覚 など、

五感を使う活動は極めて個人差が大きいものです。

定型発達の大人でも、

視野が狭い人・広い人、
(真横より手前しか見えない人もいれば、少し後ろの方まで見える人もいます)

視点が近い人・遠い人、
(足元を見ないと歩けない人もいれば、進行方向をズッと遠くまで視野に収めて歩く人もいます)

芳香剤の匂いが好きな人・嫌いな人、

地図が読める人・読めない人 などなど、

いろいろな人がいます。

感覚は一人ひとり違っていて当然なのです。
 
五感の働きに関わる指導を行う時には

お子さんがもともと持っている感覚を尊重しながら教えるのと

それを全く意識せずにただ大人が思う理想を伝えるのとでは

結果が全く変わってくると思っています。
 
■
 
集中して見るべきものを見ることができる力は

日常生活のあらゆる場面でご本人を支え、

その方の世界をより広く大きく開いてくれますので

しっかり練習する意義のある課題です。
 
だからこそ、お子さんがもともと持っている感覚をきちんと把握した上で

丁寧に伝えてあげたいなと思っています。
 

 
わたくしnecoをはじめ、55レッスンの担任は

こんなふうに親御さんとやりとりしています

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