昨今、コロナ禍もあって、急速にタブレットを使った学習が広がってきました。
「書くことが苦手」というお子さんにとって、タブレット学習によるメリットは大きいものでしょう。
一方で、「本当にタブレット教材だけで必要な力は身につくのか?」という視点も大切です。
この動画ではタブレット学習の4つの注意点について考えてみます。
新しく何かを試みる際には、メリットだけでなく、デメリットも知った上で活用できると、より一層の効果を期待できますよ。
視力が弱い子どもに、「頑張って黒板の文字を読んで」というのは無茶なように、「書く」ことが苦手な子どもにひたすら書くことを促しても、いつまで経っても書けるようにはなりませんよね。
そんなお子さんにとって、タブレット学習は画期的な支援法の1つになるはずです。
しかし、だからといって、鉛筆を持たなくていい、プリントは一切使わなくていい、ということにはなりません。
それでは、せっかくの成長のチャンスを逃してしまうことになります。
「書く」ことが苦手なお子さんは、指先をうまく使えない傾向があります。そうすると、「書く」以外の日常生活の場面でも支障をきたしかねません。そのため、子どもが無理なく取り組めるようにサポートしながら、スモールステップで、できることを1つずつ増やしていくことが大切だと言えるでしょう。
55レッスンは、自閉症児の療育に60年以上の実績と高い信頼を誇る「学校法人武蔵野東学園」の編集協力によって作成された、療育の通信講座です。
実物や絵カードを使う課題、実演や制作を行う課題など、さまざまな形で取り組むことができるので、どのようなお子さんであっても楽しく続けることができますよ。
55レッスンについて詳しくは、ホームページをご覧ください。
このブログは、四谷学院「発達支援チーム」が書いています。
10年以上にわたり、発達障害のある子どもたちとご家庭を支援。さらに、支援者・理解者を増やしていくべく、発達障害児支援士・ライフスキルトレーナー資格など、人材育成にも尽力しています。
支援してきたご家庭は6,500以上。 発達障害児支援士は2,000人を超えました。ご家庭から支援施設まで、また初学者からベテランまで幅広く、支援に関わる方々のための教材作成や指導ノウハウをお伝えしています。
このブログでは、発達障害のあるお子様をはじめ保護者の方やご家族、支援者の方が笑顔で毎日を過ごせるよう、療育・発達支援のヒントを発信していきます。
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