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TEACCH Autisim Programとは?【自閉症への支援】

  公開日:2020/04/28

※この記事は約3分で読めます。

こんにちは、55レッスンの生田です。

「TEACCH(ティーチ)」というプログラムを聞いたことはありますか?
自閉症児者の支援にあたっていらっしゃる方は、ご存知かもしれませんね。

今日は、TEACCHについて簡単におさらいした後で、最近の進化についてお話ししたいと思います。

TEACCH(ティーチ)の考え方

かんたんに説明しましょう。
TEACCHプログラムとは、自閉症のある方とその家族の生活を継続的にサポートしていこうという包括的なプログラムです。
自閉症は、コミュニケーション面、認知面、社会面、行動面など様々な面に影響をもたらす特性で、生涯続くものであるために、一貫した包括的な支援プログラムが必要となるのです。

こちらの動画でも、わかりやすくご紹介しています。

構造化による支援

TEACCHプログラムの実践としてポピュラーなのが、「構造化」による支援です。

構造化には、「物理的構造化」、「時間の構造化」、「活動の構造化」、「視覚的構造化」の4つの要素があります。これらの要素を組み合わせた構造化による支援として、次のようなことが考えられます。

①環境・場所を構造化する

・エリアごとにパーテーションで仕切る
・異なる活動を同じ場所で行わない(勉強するスペース、着替えをするスペース、というように固定する)
など

②時間や活動を構造化する

・スケジュールを提示し、活動の流れを視覚的に把握できるようにする
・やるべきことのタスクリストや準備すべきもののチェックリストを作成する
など

TEACCHプログラムは、今を生きる自閉症当事者と家族を支援するためのプログラムと言えるでしょう。
こうした支援を行うことによって、自閉症のある方たちの活動の幅が広がっていくことが期待できます。

TEACCH Autisim Programに名称変更

ここまでTEACCHについて説明してきましたが、最近では「TEACCH Autisim Program」という名称となりました。

TEACCHは、1960年代のアメリカでのエリック・ショプラー博士研究をもとに、1972年にノースカロライナ州の公的な事業として行われるようになりました。それ以来、ゲーリー・メジボフ博士に率いられる形で、発展を遂げてきました。その間、自閉症という障害自体を“自閉症スペクトラム”という「より幅広い捉え方」をするようになりました。支援のニーズも今まで以上に多岐にわたるようになりました。

自閉症支援の多様化に伴い、支援プログラムも変化が必要となってきます。基本理念はそのままに、さらに研修を進めニーズに応えていこうと進化を遂げようとしています。

四谷学院の家庭療育の通信講座「55レッスン」は、お子様と家族をサポートする講座です。

毎月の通信指導を通して担任の先生が学習や生活に関するお悩みに対して個別にアドバイスを差し上げています。様々な支援のメソッドを組み合わせながらオーダーメイドでアドバイスを行うため、もちろんその中には、TEACCHを踏まえたアドバイスも出てきます。

55レッスンについて詳しくホームページをご覧ください。担任の先生と保護者との「コミュニケーションシート」「アドバイスシート」を使った実際のやりとりもご紹介しています。

 

 

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