こんにちは。四谷学院の療育通信講座ブログ担当necoです。
本を作る仕事をしている知人が、こんなことを言っていました。
「本好きを増やす方法はあるか?」
この知人は、書籍編集や翻訳の第一線にいる人なのですが、そんなプロですら、どうやって人を本に親しませるか、悩んでいるのですね。
療育・育児中の保護者からも、
子どもにもっと本を読ませたい
というお声はチラホラうかがいます。
学習障害や発達障害の特性のために
字を追うことが苦手、
言葉だけで内容をイメージすることが苦手、
文字や漢字を素早く解釈し理解することが苦手、
といったお子さんもいらっしゃいますので、読書を一律に論じることは(少なくともnecoには)できません。
その上で書くと、一般的には、子どもを本に親しませるためには
大人が子どもに読み聞かせをしてあげるとか、
大人が読書を楽しむ様子を見せてあげるのが良いとか、
言われていますよね。
necoの周囲でも、特に乳幼児の保護者は、お子さんに熱心に読み聞かせをされて、お子さんと絵本を楽しまれているご様子をよく見ます。
でも、保護者ご自身はどうか?というと、そんなにご自分で読書を楽しんでいる風ではないのですよね。
お子さんと絵本を読む時間は楽しんでおられますが、自分で自分の楽しみのために本を読む人は少ないのかな、という印象。
電車の中で、近くの方のスマホの画面が目に入ってしまうことがあるのですが
(※内容までは見てません!念のため!いやほんとに!たまに若い女の子の恋愛トークなんかが目に入ってオオッと思いますが中身は読まないようにしてます!まじです!)
まずたいていの方は、ゲームかSNSをなさってるようですね。
たまにお仕事のメールなどを打ってる方もいらっしゃいますが、本は読んでない。
もちろんこれは、ごく限られた属性の情報ですから、これを一般論に広げるつもりはありません。
でも、スマホのおかげで時間つぶしをするツールが格段に増えて、「わざわざ読書を選ばなくなった人」は増えている、とは言えると思うんですよね。
読書好きを増やすには、、、さて、どうしたらいいんでしょうね?
necoは本が好きで、三度のメシより読書が好きで、食事中にもいつでも本を手放さないくらい(行儀悪い)、読書が好きです。
だから、本を読まない人の気持ちがわかりにくいということもあり、「読書好きを増やすには」の答えは、まだまだ見つかっていません。
じっくり、時間をかけて、探っていきます。
答えらしきものが見つかったら、また皆さんにシェアしていきますね。(^ ^)
それでは、また!
55レッスンのD~G段階「国語」では、教科書に出てくるような長文ではなく、短文使ったテーマごとの読解課題に取り組みます。終わりが目に見えているので見通しも立ちやすく、「読みきれた」「理解できた」という達成感を味わいやすくなっています。
このブログは、四谷学院「発達支援チーム」が書いています。
10年以上にわたり、発達障害のある子どもたちとご家庭を支援。さらに、支援者・理解者を増やしていくべく、発達障害児支援士・ライフスキルトレーナー資格など、人材育成にも尽力しています。
支援してきたご家庭は6,500以上。 発達障害児支援士は2,000人を超えました。ご家庭から支援施設まで、また初学者からベテランまで幅広く、支援に関わる方々のための教材作成や指導ノウハウをお伝えしています。
このブログでは、発達障害のあるお子様をはじめ保護者の方やご家族、支援者の方が笑顔で毎日を過ごせるよう、療育・発達支援のヒントを発信していきます。
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