発達支援 > 療育 > 療育とは 発達障害・自閉症の小学生や幼児に

[療育55段階プログラム] 教育理念[療育55段階プログラム] 教育理念

療育とは

「療育」とは、発達障害があるお子様や、発達が気になるお子様が、その特性による生きにくさを改善し、より制約の少ない生活ができるよう、医療や専門的な教育機関と連携して必要なトレーニングを施していくことをいいます。

具体的には、「医療」と「保育・教育」の両方の観点から、食事や着替え、トイレなどの生活スキル、運動、認知、言語等について働きかけていきます。医療の「療」と教育の「育」と考えるとわかりやすいでしょう。

ただし、発達障害は「病気」ではありません。自閉症スペクトラム・学習障害・ADHD(注意欠陥多動性障害)などの発達障害は、脳の機能的障害が原因であるとされています。脳の発達の仕方が定型発達の子どもたちと異なるために、日常生活の様々な場面で苦労したり、ほかの子どもが何気なくこなすことにも難しさを感じたりすることがあります。

こうした子どもたちにとって、早期療育の質はその後の成長に大きな影響をもたらします。なぜなら、脳が急速に発達する幼児期に適切な療育を施すことで、これから直面するストレスフルな場面において、より柔軟な考えや行動を選び取りやすくなるためです。このことからも、できるだけ早くに療育を始めることは、その後の社会適応力を高める上で非常に重要であると言えるでしょう。

自閉症スペクトラム等の発達障害のある子どもへのサポート

発達障害の可能性があり、学校生活を送る上で特別な配慮が必要な子どもたちの割合は、公立小中学校において8.8%と言われています。年齢が低いほどその傾向は高く、小学1・2年生では、何らかの特別なサポートを必要とする子どもたちの割合は12%以上にのぼります。*

このような状況にありながら、現状では、発達の気になる子への支援が十分に広まっているとはまだまだ言えません。保護者の方の多くは、十分な情報や知識を得ることのできないまま、お子様との関わり方に日々悩んでいらっしゃるのではないでしょうか。

ステップの全体像を見渡して、あせらず、一歩一歩、お子様とともに歩んでいくことです「子どもに何をしてあげられるだろうか」
こうした想いを受けて、私たちが出した答えは“お子さまが成長する際に歩んでいくステップを丁寧に用意すること”、そして、“保護者の方が、お子さまとともにそのステップを歩んでいけるプログラムを生み出すこと”でした。

わかる喜び、できる自信をすべての子どもに!

「だれでも才能をもっている」。お子様方の「できること」がどんどん広がっていくこと、お父様お母様が豊かな実りのある時間を過ごされることを、心より願っております。 四谷学院の基本理念は「だれでも才能をもっている」。
私たちは、この考えのもとに、専門的な知見に基づく貴重なノウハウを家庭でも簡単に取り組める学習システムとして「療育55段階プログラム」を開発いたしました。

本講座を一人でも多くの方にご活用いただくことで、ご家庭での療育が楽しく手ごたえのあるものになり、お子様方の「できること」がどんどん広がっていくこと、そして保護者の皆様が豊かな実りのある時間を過ごされることを、私たちは心より願っております。

*文部科学省調べ

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