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アスペルガー症候群とはアスペルガー症候群とは

◆アスペルガー症候群とは

アスペルガー症候群は、広い意味での「自閉症」のひとつのタイプです。アスペルガー症候群は、明らかな認知の発達、言語発達の遅れを伴いません。むしろ特定の分野の知的能力が高い例が見られます。しかし、相手の表情が読み取れない、人に関心をもって近寄るけれども、距離のとり方や話しかけ方が不自然だったりする傾向が見られます。

アスペルガー症候群は、発達障害のなかの広汎性発達障害に分類されます。広汎性発達障害はアスペルガー症候群以外に自閉症などがあります。

※2013年にアメリカ精神学会により発刊された国際的な診断基準のガイドラインであるアメリカ精神医学会の『DSM-5』(『精神疾患の診断・統計マニュアル』第5版)では、広汎性発達障害・自閉症・アスペルガー症候群は「自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害(ASD)」に統合されました。

◆アスペルガー症候群の原因

アスペルガー症候群は、自閉症と同様に先天的な脳の機能不全による障害であると言われています。 脳のどの部分の障害であるかなど、詳細は現在もわかっていません。親の育て方が原因ではありません。

◆アスペルガー症候群の特徴

アスペルガー症候群の人々には、「表情や身振り、声の抑揚、姿勢などが独特」「親しい友人関係を築けない」「慣習的な暗黙のルールが分からない」「会話で、冗談や比喩・皮肉が分からない」「興味の対象が独特で変わっている(特殊な物の収集癖があるなど)」といった特徴があります。このほかに身体の使い方がぎこちなく「不器用」な場合が多くみられます。

◆幼児期のアスペルガー症候群の特徴

アスペルガー症候群の子どもは、言語や知能の発達に遅れがないため、これまで幼児期に気づかれることがあまりありませんでした。しかし近年では、幼児期にみられる特徴が少しずつわかってきました。「ひとり遊びを好む」「人とするごっこ遊びが広がりにくい」「同じ遊びを繰り返す傾向が強い」「行動がパターン化し融通がきかない」などです。保育園や幼稚園では「他の子どもにあまり関心がない」「集団で遊ばない」などの特徴がみられます。
このような子どもは集団生活ではストレスをためやすいので、できる限り早期から子どもの特徴を理解し、その子どもにあった支援を専門家に相談して、家庭や地域と連携して行うことが大切です。早期からの適切な関わりは、子どもが安心して力を伸ばしていくことにつながります。

◆アスペルガー症候群の発生頻度

狭い意味でのアスペルガー症候群は約4000人に1人と言われています。しかし知的な遅れがなく言葉の流暢な非定型自閉症の人々も含めた広い意味での「アスペルガー症候群」の発生頻度は自閉症よりも多いことが知られています。
性別では男性に多いですが、女性でも診断につながらずに対人関係の悩みを抱えている人々が、これまで考えられていたよりは多いことが分かってきています。

◆アスペルガー症候群の治療

原因や治療については、自閉症と共通することが多いため、自閉症のページをご参照ください。

出典・参考情報:発達障害情報・支援センター

この教材に出会うまで、何をやってもダメでした。
受講して本当に良かったです!

K.A様 5歳3ヵ月 (埼玉県) B段階

うちの子どもは3歳から療育センターに通い始めました。慣れるのに随分時間がかかり、ゆっくりと療育がスタートしたのですが、家庭での具体的な療育内容がわからず、センターに行っているのだから…と、半ば祈るような気持ちで独自に家庭内療育をして参りました。何をやってもうちの子にぴったりとあてはまる療育方法がないような気がして悩んでいたところで、こちらを始めました。「お勉強するよ」と声をかけると見るからに嫌そうだった子が、毎日少しずつ負担のない程度にやり続けていくうちに楽しがり、「もう終わり?」と物足りなさそうな顔をするようになりました。今では2回分、3回分とどんどん進めたがるほどです。
同年代のお友達も気になり始め、まだ上手くは関わりをもてませんが、自分から何かしらの行動をとるようになってきました。そんな成長を見て、とても嬉しく思っています。

「知ってる!」「できた!」という言葉が子どもから初めて出てきました。
親子で前向きになり、生活スキルもUP!

K.S様 7歳9ヵ月 (茨城県) D段階

ひらがなに対する拒否が強く、学校では集中して学ぶことができませんでした。市販の問題集もいろいろ試しましたがついていけず、親もできないことにイライラしていました。勉強ができたら褒めたいのに、できないと怒ってばかりいました。
ところが55レッスンでは、本人のできること、できないことがはっきりわかって支援しやすくなり、「知ってる!!」「できた!!」という言葉が子どもから出てきて、私も「もっと教えたい」という気持ちになりました。できないところは集中して補い、できることはいっぱい褒めてあげることができました。 今はひらがな、算数など楽しく取り組めるようになり、文章問題を解くことも、自分の気持ちを言うこともできるようになりました。生活スキルもUPしています!

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