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体験談イメージ療育55段階プログラム講座を受講されているみなさんより寄せられた、お子様の成長の様子についてのお便りをご紹介いたします。お子様の成長をともに実感できることは私たちスタッフの一番の喜びです。これからもお子様一人ひとりに合った指導方法を一緒に考え、指導されるみなさんのサポートを精一杯していきます!
※年齢は受講開始時のものです。

受講者のみなさまの体験インタビュー

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S.Yさま(愛知県)

毎日の課題を一つずつクリアしていくことで進歩を実感。小学校の先取りにも役立っています。

お子様の成長

4歳数ヵ月広汎性発達障害と診断される

5歳11ヵ月B段階の受講スタート

6歳5ヵ月C段階の受講スタート

6歳10ヵ月小学校入学

──受講のきっかけを教えてください。

訓練で言われたことを家でやってもうまくいかず…。

元々、言語訓練と作業療法にはそれぞれ月2回通っていたんです。1回あたりは40分程度でした。一応、訓練の先生に相談できる時間もありましたが、言われたことを家でも試しても、一貫性がなかったり、教え方もよくわらなかったり、本人は集中できないし、もう暗中模索の状態でした。そんな中で、主人の転勤が決まって、引っ越し先で療育施設を探したところ、半年待ちと言われて…。どうしようかと思っていたところ、主人がネットで55レッスンを見つけてすすめてくれたんです。「今、この子に必要なことが凝縮されている」、「どう教えればいいかわからないと思っていたことも、指導書がフォローしてくれる」と思って、受講を決めました。

──下のお子さんもいる中での指導はいかがですか?

柔軟に学習時間の確保ができるのは、家だからこそ。

55レッスンを始めた時、下の子も2歳になっていたので、上の子と55レッスンをする間は、一人で遊んでいてくれたり、休日は主人が面倒を見てくれたりするので、そこまで苦労しませんでした。もちろん下の子の機嫌が悪い時などもあるので、そういう時は臨機応変に勉強の時間をずらしたりしています。家だと何時から何時まで、と決めないで、柔軟にできるのがいいなと思います。

──課題を細分化した55段階システムはいかがですか?

スモールステップで、子ども自身が「できる」実感を得られる。

たとえば、絵カードを使った課題でも、最初から指定したものを取るんじゃなくて、その前に課題外の学習として、絵カードを見せて、できる範囲で復唱するという段階があって。それから課題に入るので、出てくる単語をスムーズに覚えることができました。市販の絵カードを使って自分でやろうとしても、やったりやらなかったりで、気付いたら1ヵ月やっていない、みたいなこともあるじゃないですか。その点、55レッスンでは毎日やることが決まっているので、継続しやすいと思います。毎日ちょっとずつ積み重ねていくから、本人も身になっている実感を得やすいみたいで、課題が少しずつ難しくなっていっても、何度も得意気に絵カードを取ったりしていました。

──どれくらいで学習習慣がつきましたか?

元々、1日の中でやるということが定着してしまえば、逆にやらないと気持ち悪くなってしまうタイプだったので、55レッスンもすんなり本人の「やること」として加わったようです。私が「やろうか」と誘うと、自分からプリントボックスを持ってきてくれて。今、小学校が始まって大変なのもあるので、今日は55レッスンはお休みにしたいのかなと思っていると、お風呂に入る前に「するー」とプリントボックスを出してくるんですよね。多分、やるにつれて、わかることが増えて「楽しいな」と感じるようになったのと、私が喜んでいることが嬉しいのとで、自発的にやろうという気持ちがわいてきたんじゃないかなと思います。

──C段階を継続受講した理由を教えてください。

小学校入学まで半年を切っていたので、入学までに終わらなくても娘にとってはプラスになるはずと思って、継続しました。B段階に比べるとたしかに難易度は上がりましたが、課題がスモールステップになっているので、楽しく進められています。

──C段階の学習と学校の勉強とを比べていかがですか?

学校の先取りとして役立っています。

今、C段階では数の分解・合成をやっているのですが、これをいきなり小学校で習っても多分ちんぷんかんぷんだったろうなと思います。先生に聞いたりするのも苦手な方なので…。55レッスンで先取りをしてから、学校で習う方がうちの子の場合は定着しやすいんじゃないかと思っています。ただ、一年生のうちは学校に慣れることが大切だと思うので、お友達と同じように勉強を完璧にするということにこだわりすぎずにやっていきたいです。

──たしカメプリントは、どのように活用されていますか?

その日の課題がサクッと終わって、まだ時間に余裕がある時などに「この前やったやつだけど、たしカメプリントで復習してみようか」と言って、たしカメプリントを取り入れています。普段の課題の時間とは別に復習の時間を作ろうとしても、本人の気持ちも乗りづらいだろうから、毎日の学習にプラスする形でちょこちょこ復習も行うようにしています。

──55レッスンはどんな方におすすめですか?

「何かしなくては」「でも、何をすればいいかわからない」という方に。

発達の遅れを指摘されたり、気付いたりしてはいるものの、「何から始めたらいいかわからない」「どう教えたらいいかわからない」という方は多いと思います。55レッスンは、そんなご家族にぜひおすすめしたいです。少しずつわかることが増えていくのは、子どもにとって嬉しいことですし、親の自信にもなります。

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